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75億円でPandoraに売却 Rdio崩壊の真相


「Spotifyより美しかった」のに死んだ―Rdio、2億ドルを注ぎ込んだSkype創業者の敗北

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最高のプロダクトが負けた日
30秒でわかるRdio
崩壊の引き金
Spotifyより「美しかった」のに
なぜ「最高のプロダクト」は負けたのか
「間違った優先順位」の代償
Pandoraへの身売り
創業者の今
この失敗から学ぶべきこと
出典

最高のプロダクトが負けた日

30秒でわかるRdio

Rdioはデザイン的にSpotifyより数年先を行っていた。アルバムアートワークから支配的な色を抽出してインターフェースに反映させる手法は、後にApple MusicとSpotifyがコピーした。Skypeを売却して巨額の富を得たフリースが私財2億ドル以上を投じて育てたが、「持続可能なビジネス」を目指した結果、無料プランを提供せず、マーケティングにも投資しなかった。月間150万ドルの収益に対し350万〜400万ドルのコストを垂れ流し、毎月200万ドルの赤字で破産。Pandoraに7,500万ドルで知的財産だけを買い叩かれた。

崩壊の引き金

Spotifyより「美しかった」のに

Rdioのデザインは業界の伝説だった:

「Rdioのインタラクション、ビジュアル、サービスデザインは圧倒的に優れていた。明るく、美しく、直感的だった」

Rdioが発明し、競合がコピーしたもの:
– アルバムアートから色を抽出してUIに反映(今のSpotify、Apple Musicの標準機能)
– ソーシャルキュレーションと「ヘビーローテーション」リスト
– すっきりとした白基調のデザイン

一方のSpotifyは2012年時点で「恐ろしく醜い」と評されていた。しかしデザインの美しさはユーザー獲得には繋がらなかった。

なぜ「最高のプロダクト」は負けたのか

「間違った優先順位」の代償

Rdioの元社員はこう証言する:

「Rdioは持続可能になろうとするのが早すぎた。創業者たちは天文学的な成長曲線を達成せずに収益性を目指そうとした。だから無料サービスを提供しなかったのだ」

その結果:
Spotify: 7,500万ユーザー(2015年)
Rdio: 20万有料会員(2015年、破産直前)

プロダクトの美しさは、375倍のユーザー数差を埋められなかった。

Pandoraへの身売り

2015年11月16日、Rdioはチャプター11を申請。2億ドルの負債を抱えていた。

Pandoraが7,500万ドルで取得したもの:
– 特許
– レコメンデーションアルゴリズム
– Music Genome技術
– その他知的財産
– 約100人の従業員へのオファー

2015年12月22日、Rdioはストリーミングを停止。美しいインターフェースは永遠に消えた。

創業者の今

ヤヌス・フリースは2億ドル以上を失ったが、Skype売却益(eBayに26億ドル、後にMicrosoftに85億ドル)があるため財政的には問題ない。投資家として活動を続けている。Rdioのデザイン哲学は、皮肉にもSpotifyとApple Musicに受け継がれている。

この失敗から学ぶべきこと

出典


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